背景・目的
本市は、平成17年3月31日に1市6町が合併しましたが、合併前の旧市町で教育、文化、福祉などの目的やニーズに応じて整備した公共建築物や、生活基盤を支える道路、橋梁、上下水道などのインフラ資産といった公共施設等の多くを、現在においても維持管理しています。
今後もこれらの施設をすべて維持管理していくためには、莫大なコストがかかることが予想され、また、これらの多くが老朽化してきていることから、市民の安全な施設利用を確保し、市民の求める機能を兼ね備えた施設としていくためには、公共施設等全体での今後のあり方を検討していく必要があります。
このようななか、平成26年4月、総務省が全国の地方公共団体に対し、「公共施設等総合管理計画」の策定要請を発出しました。これにより、すべての地方公共団体は、公共建築物、インフラ資産などすべての公共施設等を対象として、10年以上の長期の視点を持ち、財政見通し等に配慮した「公共施設等総合管理計画」を策定することを要請されています。
本計画は、こうした背景や総務省の要請に基づき、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的とし、平成28年3月に策定したものです。
また、令和6年3月には、計画の策定から8年が経過したことや、その間の財政状況等の変化、総合管理計画策定後に公共施設等マネジメントとして実施した対策や、各種長寿命化計画の内容等を反映し、本計画をより一層充実させるため、改定を行いました。
なお、この度の改定については、総務省により必須とされた事項の追記・更新を行うものであり、計画策定時の目的、基本的な方針や目標を見直すものではありません。
計画の位置付け
本計画は、国が策定した「インフラ長寿命化基本計画」及び「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」に基づき策定するものです。
また、本市の最上位計画である「庄原市長期総合計画」を含めた市の関連計画との整合を図るとともに、 既存の個別施設計画や関連する計画と連動し、分野横断的に施設面における基本的な取組の方向性を示すものです。
各施設の個別計画
公共建築物 | インフラ資産 |
・公共住宅等長寿命化計画 | ・庄原市橋梁長寿命化修繕計画 |
・斎場再編整備計画 | ・庄原市地域水道ビジョン |
その他の施設は今後策定予定 | ・庄原市社会資本総合整備計画(庄原市公共下水道) |
・庄原市インフラ長寿命化計画(行動計画)など | |
・庄原市トンネル長寿命化修繕計画 |
計画期間
平成27年度~令和16年度まで (20年間)
庄原市公共施設等総合管理計画
庄原市公共施設等総合管理計画_概要版(826KB)
庄原市公共施設等総合管理計画_本編(1.97MB)
庄原市公共施設等総合管理計画_資料編(5.5MB)
庄原市公共施設等総合管理計画(令和6年3月改定)
庄原市公共施設等総合管理計画 改定版(PDF:2.52MB)
庄原市公共施設等総合管理計画 概要版(2.19MB)
パブリックコメントについて
庄原市公共施設等総合管理計画(改定案)にかかるパブリックコメントの結果について