DVとは
DV(Domestic Violence -ドメスティックバイオレンス-)とは、配偶者(夫または妻)や恋人など、親密な関係にある相手からの暴力を示します。中でも夫から妻子へ、男性から恋人の女性へというケースが最も一般的です。いくら家族や恋人とはいえ、DVは立派な暴力です。被害はケガなど身体的な影響にとどまりません。度重なる恐怖から心(精神)に深いダメージを負ったり、殺人という結果を招くこともあります。
DVの種類
・身体的暴力
殴る、蹴る
髪をつかみ、引きずり回す
刃物を突きつけるなど
・精神的暴力
無視する、欠点を挙げる
交友関係や電話を細かく監視する
外出を制限する
大切にしているものを壊したり、捨てたりする
人格を否定するような暴言を吐く
大声で怒鳴るなど
・経済的暴力
生活費を入れない
借金を重ねる
金銭的な自由を与えない
仕事をさせない
相手だけを働かせるなど
・性的暴力
性的行為の強要
避妊に協力しない
見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌を見せる
中絶を強要するなど
DVが子どもに与える影響
DVの加害者は、子どもに暴力を振るうことがあります。また、被害者が、気持ちの行き場をなくして子どもに暴力を振るってしまうことや、生活への気力がなくなりネグレクト(育児放棄)となることがあります。 直接暴力を受けなくても、子どもに暴力を見せることは心理的虐待です。 このことは、児童虐待防止法にも明確に記されています。
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●支配があるかどうかのチェックリスト |
□パートナーの言うことは絶対だ □自分の希望をパートナーに伝えるのはとても勇気がいる。 □パートナーが帰ってくると緊張する □パートナーがいる前で電話をしたくない □自分がどう感じるかよりも、パートナーが怒らないかが基準になる □たとえ間違っていると思ってもパートナーに同調しなくてはならない □パートナーが機嫌の良い状態であるためには、どんなことでもすると思う □子どもがパートナーの気に入らないことをすると、とても焦る □パートナーのセックスの要求は断れないと感じている □パートナーに自分の本音は絶対言えない |
相談窓口
■DV相談・子どもに関する相談
広島県北部こども家庭センター TEL0824-63-5181(代) 内線2313
相談時間平日9時~17時
■DV相談
庄原市役所生活福祉部児童福祉課 TEL0824-73-1243
相談時間平日9時~17時
■子どもに関する相談
庄原市役所生活福祉部児童福祉課 TEL0824-73-0051
相談時間平日9時~17時
■緊急時は110番へ
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相談時間 24時間