令和3年10月11日に国史跡に指定されました
令和3年10月11日付け官報告示により、国史跡に指定されました。
庄原市では、寄倉岩陰遺跡(昭和44年史跡指定)に次いで、2例目の国史跡となります。
※国指定史跡とは、我が国にとって歴史上または学術上価値が高く、継続的な保護・活用が必要な遺跡等をさし、国の文化財審議会の答申を経て、文部科学大臣が指定するものです。
史跡名称「佐田谷・佐田峠墳墓群」(さただに・さただおふんぼぐん)
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【概要】
佐田谷・佐田峠墳墓群は、庄原市高町・宮内町にまたがる丘陵に所在する弥生時代中期末から後期前葉にかけての墳墓群です。
四隅突出型墳丘墓3基、方形台状墓4基、方形周溝墓1基の8基からなる遺跡です。
弥生時代における墳丘築造と埋葬関係、埋葬施設の配置、墳墓祭祀の変遷を知ることができる重要な遺跡として国史跡となります。
発掘調査当時の写真(佐田谷1号墓)
(公財)広島県教育事業団撮影
広島県立埋蔵文化財センター提供
出土した大型の土器(佐田谷3号墓)
(参考:左の土器の高さ55.5cm)