○庄原市の記念物一覧と他地域の記念物についてはこちらから
史跡一覧
国指定
名称 | 地域 | 種類 |
県指定
名称 | 地域 | 種類 |
天然記念物一覧
国指定
名称 | 地域 | 種類 |
県指定
名称 | 地域 | 種類 |
領家八幡神社の社叢 | 総領 | 植物 |
下領家のエドヒガン | 総領 | 植物 |
上市のイロハモミジ群 | 総領 | 植物 |
市指定
名称 | 地域 | 種類 |
セツブンソウ | 総領 | 植物 |
宝山神社のイチョウ | 総領 | 植物 |
木屋艮神社のスギ | 総領 | 植物 |
木屋艮神社のムク | 総領 | 植物 |
木屋艮神社のヤブツバキ | 総領 | 植物 |
木屋須賀神社のスギ | 総領 | 植物 |
上市臨川庵跡のサルスベリ | 総領 | 植物 |
原谷のカツラ | 総領 | 植物 |
黒目北野のキャラボク | 総領 | 植物 |
五箇野田のサイジョウガキ | 総領 | 植物 |
ブチサンショウウオ | 総領 | 動物 |
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史跡
松山古墳
読み方 | まつやまこふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町五箇 |
構造形式 | 円墳の径 11.70 m、高さ 1.80 m 横穴式石室:長さ 2.80 m、幅 1.24 m、高さ 1.0 m |
○総領町五箇の丘陵突端にある。
○墳丘の平地側が盗掘のため崩壊し、横穴式石室の側壁・天井石等が露出し、石室内部は土砂が充満している。遺物は確認されていない。
横穴式石室は南西に開口しており、天井石1枚が残り、他3枚は近くに散在している。後期の群集墳の一つで、6世紀~7世紀頃に付近で活躍した有力な農民家族の墓だと推測される。
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稲本古墳
読み方 | いなもとこふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町中領家 |
構造形式 | 古墳の径 6.80 m、 高さ 60cm |
○墳丘上に積石がある、いわゆる積石塚古墳で、古墳時代後期の築造と推定される。
○東方低地に薬師如来を祀る小堂があり、十数基の五輪塔の残骸もあり、この地の庵寺があったのではないかと思われる。
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亀谷小坂古墳
読み方 | かめたにこさかこふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町亀谷 |
構造形式 | 古墳の径 5.0m、高さ 60cm |
○古墳時代後期の築造と推定される。
○花崗岩の天井石が露出しており、発掘されたものかどうかあきらかでない。
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段畑古墳
読み方 | だんばたこふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町亀谷 |
構造形式 | 1号:径 5.90 m、高さ 1.30 m 2号:径 5.0 m、高さ 1.50 m、幅 2.45 m、厚さ 34 cm |
○いずれも古墳時代後期の築造と推定される。
○1号墳は円墳で、段畑から高田にいたる国道沿いの丘陵上にある。盗掘を免れており、墳頂に4種を刻む宝篋印塔が据えられている。
○2号墳は昭和33年(1958年)に遊園地建設の際発見されたもので、北東斜面の露出していた巨石をとりのぞいたところ、石室があり、その巨石こそ古墳の天井石であったものである。
○写真は1号墳
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舟迫古墳
読み方 | ふなさここふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町稲草 |
構造形式 | 1号:円墳 古墳の径 8.0 m、高さ不明 内部の主体長さ 5.0 m、高さ不明、幅 1.2 m(玄室部)
|
○いずれも古墳時代後期の築造と推定される。
○横穴式石室である。盗掘されて、石室、蓋石等が露出し散乱していた。副葬品、須恵器「提瓶」が出土した。
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丸山古墳
読み方 | まるやまこふん |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 平成13年7月18日 |
所在地 | 庄原市総領町上領家 |
構造形式 | 長さ 9.9 m 幅 1.8 m (開口部 1.5 m) |
○古墳時代後期の築造と推定される円墳である。石室は露出し、前半分は崩壊している。
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川平山城址
読み方 | かわひらやまじょうし |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和50年1月24日 |
所在地 | 庄原市総領町稲草 |
構造形式 | 標高 360m 山麓 300m 南向き |
○川平山は馬場・彦の宮の間に聳える山で、南麓は田総川の流れによって洗われ、三方は谷によって囲まれ稲草盆地を一望のうちにおさめることができる。
○山の北側が三角の平地となり、山上は数段の台地の構築されており、頂上に礎の石、北川に空礎、たて堀、水道あとが残っている。時代がさがるにつれ、戦国時代の兵が横に移動するのを防ぐための堀が作られた。
○幕府の重臣大江広元の子孫、長井重広が文永6年(1269)に下野国長井庄より来て居城し、田総庄12カ村、沼隈郡長和庄の東半分、小童保の地頭職として支配した。15代元好が、天正19年(1591)毛利輝元について広島に移るまで322年居城した。慶長5年(1600)関ヶ原の合戦に敗れた毛利方とともに萩に移った。
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岩屋堂洞窟
読み方 | いわやどうどうくつ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町黒目 |
構造形式 | 上方の洞窟の奥行 33.5 m 下方の洞窟の奥行 14.9 m 最も広い場所の天井までの高さはそれぞれ5m内外 |
○石灰岩よりなり、上下にわかれている。
○縄文後・晩期の土器が出土し、人々が雨露をしのいでいたものと推測される。
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岩屋堂岩陰
読み方 | いわやどういわかげ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 昭和46年3月17日 |
所在地 | 庄原市総領町黒目 |
構造形式 | 上方の高さ 15.0 m 岩ひさしから地上まで 6.0 m 長さ 15.0 m 奥行 3.0 m |
○石灰岩よりなり、岩屋堂洞窟の外壁をなすもので、岩陰に岩屋堂と称する観音堂があった。
○天文の昔、別迫竹丸山城主、伊達美濃守行延の念仏堂松梅軒をここへ移したものといわれる。この観音堂は、再建、葺替え等の修築が行われていたが、現在は倒壊してその姿は見ることはできない。
○また、本尊の観音は明治年間盗難にかかったといわれ、その後地元の人により京都で製作勧請し、安置されたが、再度盗難にあって現在はない。
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天然記念物
領家八幡神社の社叢
読み方 | りょうけはちまんじんじゃのしゃそう |
指定 | 県指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成元年11月20日 |
所在地 | 庄原市総領町下領家 |
構造形式 | 主にカシの自然林1.2 ha |
○八幡神社背後の南西向きの斜面に広がる社叢林で、林内はカヤ・オオモミジ・アベマキ・シデ類も自生するが、特にシラカシが大半を占める自然林である。なかでも、胸高幹囲2mを超えるシラカシの大木が30本以上あり、最大級の3本は、3.86 m、3.65 m、3.56 mにも達する。シラカシの幼樹も多く安定した群落を形成しており、学術上貴重な存在である。
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下領家のエドヒガン
読み方 | しもりょうけのエドヒガン |
指定 | 県指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成3年12月12日 |
所在地 | 庄原市総領町下領家 |
構造形式 | 根回り周囲 7.81 m 胸高幹囲 6.67 m 樹高約20 m 地上2.20mで南北の2支幹に分かれるが、南側の支幹は基部の長さ3.5 mばかりが残っている。 |
○北側の支幹の樹勢は良好で開花状態も良い。例年4月20日前後に開花し、昔は「苗代桜」と呼ばれていた。
○エドヒガンの巨樹は大部分が中部以北にあり、本樹のように全国第5位(県内第1位)の巨樹が中国地方に存在するのは珍しく、学術上貴重である。
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上市のイロハモミジ群
読み方 | かみいちのイロハモミジぐん |
指定 | 県指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成6年10月31日 |
所在地 | 庄原市総領町稲草 |
構造形式 | 最大樹で胸高幹囲 3.25 m、樹高約19 m(※指定時) 全部で18株 |
○庄原市総領町稲草上市の共同墓地と法福寺跡にある。胸高幹囲が2mを越える樹が9株あり、全国でもまれに見る大木群で、学術的にも価値が高い。
○延享3年(1746)に生まれた俳人・越智古声が、京都より持ち帰って植えたと伝えられる。
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セツブンソウ
読み方 | セツブンソウ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和62年12月4日 |
所在地 | 庄原市総領町 |
構造形式 | セツブンソウ(キンポウゲ科) |
○セツブンソウは関東北部以西に自生する日本固有の多年草で、主に石灰岩地の落葉広葉樹林内や林縁に群生する。高さ5~15cmになり、茎先に直径約2cmの白い花をつける。ただし、一見花弁に見える部分は実際には萼片である。
○その可憐さと、限られた場所に限定して群生する希少性から乱獲の対象となり、加えて自生地の開発や植生遷移によって種の存続が脅かされている。そのため、国のRDBで準絶滅危惧に位置づけられているほか、各地方のRDBにおいても絶滅危惧種として扱われており、広島県においても準絶滅危惧種とされている。
○広島県内では東部にまれに自生地があったが、現在ではほとんど絶滅状態である。総領町は最大の自生地で、亀谷から木屋地区にかけて、田総川左岸の主として北向きの山裾に点々と自生地がある。当地における開花期は2月の中旬から3月の中旬であるが、まさしく節分頃に開花する南向きの自生地が1ヶ所のみだが存在する。
○セツブンソウは下草を刈らなければ育たないが、当地に自生地が残ったのは、北向きの斜面に農家や墓地があり、下草が定期的に刈られ続けたためと思われる。
○現在では自生地の整備等、セツブンソウを保全し後世へ伝えていく取り組みが展開されている。
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宝山神社のイチョウ
読み方 | たからやまじんじゃのイチョウ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和50年1月24日 |
所在地 | 庄原市総領町亀谷 |
構造形式 | 胸高幹囲 4.30 m 樹高 37.1 m |
○宝山神社は、茅山城主であった福場備前守が天文年間(1523~)に建立したと伝えられている。
○その境内にある本樹は胸高幹囲4mを超える巨樹で、学術的にも価値が高い。
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木屋艮神社のスギ
読み方 | きやうしとらじんじゃのスギ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和50年1月24日 |
所在地 | 庄原市総領町木屋 |
構造形式 | 胸高幹囲 3.80 m 樹高 32.0 m |
○木屋の艮神社は、天文3年(1534)に尾道の永井氏が建立したと伝えられている。
○その境内にある本樹は胸高幹囲3.5mを超える巨樹で、学術的にも価値が高い。
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木屋艮神社のムク
読み方 | きやうしとらじんじゃのムク |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和50年1月24日 |
所在地 | 庄原市総領町木屋 |
構造形式 | 胸高幹囲 3.05 m 樹高 28.0 m |
○木屋の艮神社は、天文3年(1534)に尾道の永井氏が建立したと伝えられている。
○その境内にある本樹は胸高幹囲3 mを超える巨樹で、学術的にも価値が高い。
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木屋艮神社のヤブツバキ
読み方 | きやうしとらじんじゃのヤブツバキ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成21年3月26日 |
所在地 | 庄原市総領町木屋 |
構造形式 | ヤブツバキ(ツバキ科) 根回周囲 3.2 m 胸高幹囲 2.2 m 樹高約11 m |
○ヤブツバキは本州・四国・九州・沖縄の海岸部から山地に自生している。材は、器具材・彫刻等に使われ、種子からは椿油が取れるので、植栽も多く行われた。また、花筒の底には蜜があるので、花の咲く時期には小鳥が集まってくる。
○本樹は同種としては県内でも有数の巨樹であり、希少価値がある。
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木屋須賀神社のスギ
読み方 | きやすがじんじゃのスギ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和50年11月24日 |
所在地 | 庄原市総領町木屋 |
構造形式 | 1号:胸高幹囲 3.23 m、樹高 40.0 m 2号:胸高幹囲 3.55 m、樹高 41.0 m |
○木屋の須賀神社は、貞和2年(1346)に長井照重により再建されたとされる。
○その境内にある本件のスギはいずれも胸高幹囲3 mを超える巨樹で、学術的価値が高い。
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上市臨川庵跡のサルスベリ
読み方 | かみいちりんせんあんあとのサルスベリ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和50年11月24日 |
所在地 | 庄原市総領町稲草 |
構造形式 | サルスベリ(ミソハギ科) 胸高幹囲約1.13 m 樹高約8.0 m |
○サルスベリは中国南部原産の落葉高木で、庭園に広く植栽されている。7月末から10月上旬に桃紫色~紅紫色または白色の花を円錐花序につける。花序の基部から咲き始めて次第に先端におよび、花期が長いため百日紅(ヒャクジッコウ)の漢名がある。樹皮は薄く剥がれ落ちて跡が雲紋状に白く残り、表面は著しく平滑で、猿滑りの名もこれによる。
○上市の臨川庵は臨川山法福寺といい、龍興寺末寺である。その開山は龍興寺九世五周龍嶽和尚によるもので、享保乙卯龍興寺を辞し「扶助者」を得て上市に法福寺を開き、ここで晩年をすごしたもののようである。しかしながら、明治5年に太政官布告によって廃寺となった。
○本樹は、その当時の名残を残すものとして歴史的価値があり、貴重である。
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原谷のカツラ
読み方 | はらたにのカツラ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和55年11月26日 |
所在地 | 庄原市総領町亀谷 |
構造形式 | 根回周囲 3.6 m 胸高幹囲 2.63 m 樹高 23.1 m 根張り東:6.5 m、西:8.4 m、南:6.0 m、北:4.7 m |
○庄原市総領町亀谷の国道432号線沿いにあるカツラは、胸高幹囲2.6 mに達する巨樹で、学術的価値が高い。
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黒目北野のキャラボク
読み方 | くろめきたののキャラボク |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成21年3月26日 |
所在地 | 庄原市総領町黒目 |
構造形式 | キャラボク(イチイ科) 根回周囲 2.3 m 胸高幹囲 2.1 m 樹高約 6 m |
○キャラボクはイチイの変種で、本州の日本海側、中国山地の高所に多く生息する。葉はイチイのように2列に並ばず、不規則にらせん状に付いており、また主幹ははっきりせず、枝は横に広がる。
○本樹は地上約0.6 mの位置で分岐しており、イチイとしては巨樹である。
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五箇野田のサイジョウガキ
読み方 | ごかのだのサイジョウガキ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成21年3月26日 |
所在地 | 庄原市総領町五箇 |
構造形式 | サイジョウガキ(カキノキ科) 根回周囲 3.5 m 胸高幹囲 3.1 m 樹高約15 m |
○カキの原産地は中国で、本州・四国・九州に分布している。品種改良されたものが多くあり、ほとんどが植栽されたものである。果実を食用にするほか、未熟な果実から柿渋を取り、生活用具や建築材の防腐剤として使用された。サイジョウガキ(西城柿)は広島の西条が原産とされる渋柿の一種である。
○本樹は、県下有数の巨樹であり、希少価値がある。
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ブチサンショウウオ
※内藤順一氏提供
読み方 | ブチサンショウウオ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和62年12月4日 |
所在地 | 庄原市総領町 |
構造形式 | 体長約10cm前後 田総川流域に生息 |
○両生類に属し、形態はトカゲ形で、体長約10cm前後。 皮膚線から分泌される液がサンショウのにおいがするのと背にまだらの斑点があることが和名の由来になっている。
○西日本を代表する流水性サンショウウオで、山地の森林や渓流に生息しているが、その分布は少々局所的である。普段は森林内の落葉下や腐植土中に潜んでおり、繁殖期に水辺に集まる。道路工事や砂防関連工事、森林伐採といった開発行為によって種の存続が脅かされており、国・県のRDBにおいて共に準絶滅危惧種に位置づけられている。
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