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史跡一覧
天然記念物一覧
国指定
名称 | 地域 | 種類 |
県指定
名称 | 地域 | 種類 |
湯木のモミ | 口和 | 植物 |
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史跡
黒岩城址

読み方 | くろいわじょうし |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | |
指定年月日 | 平成4年2月17日 |
所在地 | 庄原市口和町大月 |
構造形式 | 全体が自然の山地を利用して構築されている。 大小十余りの郭が階段状に連接して構成された多郭段階式山城。 |
○本山城は大永年間から天成年間(1512~1592)にわたって当地方を支配してきた和泉3代によって構築支配されたもので、山頂にはアベマキ・コナラ等の巨木が林立し、山城らしい山相を呈している。当時この地方は山陰の尼子氏と山陽の毛利氏との争いの最前線にあたり、毛利氏にとって戦略的にもきわめて重要な拠点として、三次盆地防衛の前線砦的な、政治・軍事的に重要的な山城であった。
○現在の駐車場は大永年間城主が開基した「松岳院」跡にあり、その前方約20mに参詣路の両側が巾約3mの切割りとなり、石垣が残っており松岳院の山門跡と推察されるが、黒岩城の大手口も、このあたりと考えられる。
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天然記念物
湯木のモミ

読み方 | ゆきのモミ |
指定 | 県指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和53年1月31日 |
所在地 | 庄原市口和町湯木 |
構造形式 | 根周り周囲 7.5 m 目通り幹囲 5.7 m 樹高約32 m |
○モミは日本特産の針葉樹で本州・四国・九州に産している。一般的に短命とされ、100~200年で枯死する場合が多く、200年を越えるものはまれであるといわれている。
○その中にあって、本樹は優に300年を経ているものと推測され、全国的にみても有数の老樹であり、また最大級の巨樹でもある。
※枝が落下する恐れがあります。危険なのでロープの内側へは入らないでくさい。
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湯木八幡神社社叢

読み方 | ゆきはちまんじんじゃしゃそう |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成3年7月9日 |
所在地 | 庄原市口和町湯木 |
構造形式 | ウラジロカシ 1本 シラカシ 1本 スギ 8本 |
○境内にはスギの大木が8本あり、最大のものは根周9.2 m、目通り5.2 mに達する。カシ、シラカシとともに小林を形成し、この地方の植生を知るうえで貴重である。。
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大塩崖露頭の地層

読み方 | おおしおがけろとうのちそう |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 地質鉱物 |
指定年月日 | 平成5年10月5日 |
所在地 | 庄原市口和町永田 |
構造形式 |
○二次性備北層群・河成浸食段丘砂礫層・古三瓶火山降下浮石層(新旧二層)・新三瓶火山灰層が揃った露頭で、中国山地瀬戸内海傾斜面の形成過程を知るうえで貴重である。
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中郷の備北層群下部砂岩層上位層露頭

読み方 | なかごうのびほくそうぐんかぶさがんそうじょういそうろとう |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 地質鉱物 |
指定年月日 | 平成5年10月5日 |
所在地 | 庄原市口和町永田 |
構造形式 | 崖露頭幅 40m 奥行き 5m 崖露頭中央部 4.1m± |
○口和町地域に広く分布する備北層群(動物化石算出)は、概ね下部砂岩層の下位層が顕れるが、中郷の露頭は上位の地層で、口和備北層群下部層の構成を知るうえで貴重である。
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向住のサクラ

読み方 | むかいずみのさくら |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和60年5月27日 |
所在地 | 庄原市口和町向泉 |
構造形式 | エドヒガン(バラ科) 根回周囲 3.3 m 根通幹囲 2.7 m 樹高約20 m |
○エドヒガンは、本州、四国、九州、済州島、中国などに広く自生している。サクラ属の中では長寿で巨木になるため、天然記念物に指定されるものも少なくない。
○本樹は口和町内で最大のサクラである。
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多加意加美神社社叢

読み方 | たかおかみじんじゃしゃそう |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 昭和60年5月27日 |
所在地 | 庄原市口和町向泉 |
構造形式 | スギ 27本 カシ 5本 モミ 1本 スギの最大のものは根回り 6.3 m、樹高約28 m |
○境内には、スギ27本、カシ、モミ等数本の大木があり、スギの最大のものは根回り約6.3 m、胸高幹囲約5.5 m、樹高約28.0 mである。社叢としては口和町内最大のものである。
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戸増のヒヨクヒバ

読み方 | とますのヒヨクヒバ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成16年7月30日 |
所在地 | 庄原市口和町竹地谷 |
構造形式 | 根回周囲 6.05 m 胸高幹周 4.77 m 樹高約20m |
○胸高幹囲が県内第1位のヒヨクヒバである。
○第2位の神石高原町相渡のヒヨクヒバが胸高幹周3.9mであることから、本樹が飛び抜けて大きいことがわかる。樹高については約20mで、庄原市比和町森脇のヒヨクヒバの約25mには達していないが、枝張りのよさや樹幹の太さなどから県内第1位のヒヨクヒバと認められる。
○2本から3本の樹幹が合着した可能性がある。
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戸増のサザンカ

読み方 | とますのサザンカ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成16年7月30日 |
所在地 | 庄原市口和町竹地谷 |
構造形式 | 根回周囲 1.74 m 胸高幹周 [主幹]0.85 m [側幹]0.71 m 樹高約8 m |
○サザンカはツバキ科の常緑小高木で、本州山口県と四国、九州に野生する。
○本樹は県内第1位のサザンカで、花色は白色で一重咲きである。サザンカの園芸品種の一つであると思われるが、品種名は不明である。
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神宮寺のツバキ

読み方 | じんぐうじのツバキ |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成16年7月30日 |
所在地 | 庄原市口和町向泉 |
構造形式 | 根回周囲 1.59 m 胸高幹周 [主幹]1.3 m [側幹]0.96 m 樹高約4 m |
○野生または、それに近いヤブツバキは多くの巨樹が知られているが、園芸品種のツバキとしては本樹は安芸太田町(旧戸河内町)の胸高幹周2.2 mのものに次ぐ、県内第2位のツバキである。。
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前浜のキャラボク

読み方 | まえはまのキャラボク |
指定 | 市指定 |
種別 | 記念物 |
種類 | 植物 |
指定年月日 | 平成16年7月30日 |
所在地 | 庄原市口和町向泉 |
構造形式 |
○キャラボクはイチイの変種であるが、大きく成長し巨樹の多いイチイに対し、キャラボクはあまり大きく成長しない。
○本樹は庄原市東城町の「法恩寺のキャラボク」に次ぐ県内第2位のキャラボクの巨樹である。
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