リサイクルプラザに搬入された資源ごみのうち、再資源化できない不燃物を埋立処分します。
施設概要
- 構造および設備:被覆型最終処分場
- 処理方式埋立:準好気性埋立およびセル方式埋立
- 期間:平成17年度~平成31年度(15年間)
- 敷地面積:9,607平方メートル
- 埋立面積:1,340平方メートル
- 埋立容量:7,100立方メートル
- 進出水処理施設 : 3立方メートル/日
一般廃棄物最終処分場の特色
本処分場は、埋立地を屋根で覆う被覆型の一般廃棄物最終処分場(クローズドシステム)です。従来の安定型の処分場と違い、搬入される埋立物を安全かつ安定した構造体のなかで埋立処分することができます。
建物は、厚さ1.0~1.5mの鉄筋コンクリート製です。内部全面に遮水シートをはって遮水し、さらに破損防止の砂を50cmしきつめて保護しています。
埋立地内部には漏水検知管、外部にはモニタリング設備(調査井)を設置して、漏水の確認を行い、常に安全に配慮しています。
内部散水による浸出水は、集水ピットに集めて浸出処理施設で浄化貯留し、再び散水に使用します。
排出水を内部でくりかえし利用する循環式施設ですから、下流域への影響はありません。
クローズドシステムの特徴
- ほこりの飛散や臭気の拡散がない。
- 雨や雪などの自然現象により浸出水がない。
- 埋立物の飛散防止・早期安定化に使う散水を施設内で循環させるため、使用水量が少ない。
- 埋立作業が天候に左右されない(冬期の埋立が可能)。