可燃物の焼却処理を行う施設です。

施設概要
●施設規模:40t/日(20t/8h×2炉)
●処理方式:機械化バッチ燃焼式
●敷地面積:5,491m2
施設の見学・利用
施設見学および施設を利用したい場合には、申請をお願いします。
処理概要
1.ごみの流れ
搬入されたごみは計量後、攪拌し、ごみ質を均一化します。その後焼却炉へ定量供給を行い、順次乾燥、焼却します。
中央制御室
ごみピット
ごみを集積し、クレーンで攪拌します。
給じん装置
攪拌されたごみを焼却炉へ定量供給します。
焼却炉
乾燥ストーカ・燃焼ストーカ・後燃焼装置
供給されたごみを乾燥、燃焼します。
2.排ガスの処理
ごみの燃焼により発生する高温の排ガスは、完全燃焼後、水噴射および熱交換により冷却します。排ガス中の有害ガスは、消石灰で反応除去され、ダイオキシン類は活性炭で吸着除去されます。ばいじん(燃焼により発生した"すす"等の微粒子)も捕集し、クリーンな排ガスとして煙突から排気されます。
再燃焼室・ガス冷却室
排ガスを完全燃焼させ、水噴射により排ガスを冷却します。
空気予熱器・ガス減温用空気予熱器
熱交換により排ガスを冷却します。
集じん器(バグフィルタ)
ばいじんを捕集します。
3.空気の処理
ごみピット内の臭気を含んだ空気はごみの燃焼用空気として利用します。また、空気の一部は燃焼ガスの再燃焼用空気として使用します。
4.灰の処理
焼却灰や集じん器などで捕集されたダストは搬出し、セメントの材料として利用されます。