一般廃棄物(し尿、浄化槽汚泥)を処理する施設です。
施設概要
- 処理能力:12kl/日
- 処理方式:低希釈二段活性汚泥処理方式
処理概要
受入前処理設備
搬入されたし尿や浄化槽汚泥は、砂や小石、紙などの混入物を除去し、次の処理をしやすい状態にします。
ロータリードラムスクリーン
混入物を除去します。
スクリュープレス
脱水します。
一次・二次処理設備
前処理されたし尿および浄化槽汚泥を、希釈水・返送汚泥・循環液等と混合し、有機物の分解と窒素除去を行います。除去は一次・二次の二段階で行われます。
攪拌槽・曝気槽
攪拌、液中への酸素供給によって、微生物の働きを促し、有機物等を分解・除去します。
沈殿槽
不純物を沈殿させ、分離します。
高度処理設備
一次・二次処理設備により処理された水から、浮遊物、残留有機物、微細な濁り成分等を除去します。
凝集沈殿槽
浮遊物の除去と共に、残留有機物、色素などを取り除きます。
砂ろ過装置
微細な濁り成分を除去します。
汚泥脱水・乾燥・焼却設備
各処理の過程で生じた余剰汚泥の脱水、乾燥、焼却します。なお、乾燥汚泥は、有機肥料として再利用できます。
遠心分離機
余剰汚泥を脱水します。
汚泥乾燥機
脱水された汚泥を乾燥します。
汚泥焼却炉
脱臭設備
施設内の機器や水槽および各室内より発生する臭気は集められ、酸+アルカリ洗浄により脱臭処理します。