自然いっぱいの庄原市でのびのびと子育てをし、比和自然科学博物館の公開講座の大ファンでもある山﨑さんに、比和自然科学博物館の魅力について聞きました。
▼山﨑さつき(やまさきさつき)さん(中央)、周(しゅう)さん(左)、達(いたる)さん(右)
昆虫採集教室
比和自然科学博物館が開催する公開講座に、毎年参加しています。本年の夏は、昆虫採集教室に参加しました。
昆虫採集教室では、トンボの標本をつくるにはエノコログサの穂を芯にするのが一番いいとか、ヨコヅナサシガメが西城町で初めて確認されたとか、オサムシの標本が景品のジャンケン大会があるとか、とてもマニアックな内容で、興味深かったです。
教室で標本づくりの楽しさに目覚めた長男は「オニヤンマの標本をつくりたい」と言って、夏の間中トンボを追いかけていました。
化石発掘体験
化石発掘体験も大人気の講座です。1600万年前、庄原市は海の底にあり、現在ではあちこちで当時の地層が露出しています。みんなのあこがれの巨大ザメ、カルカロドン・メガロドンの歯が道路工事の残土から発見されたこともあるそうです。体験講座で発掘の方法や化石の種類を教えてもらったので、後日近所で探してみたところ、ビカリアという巻き貝の化石がゴロゴロ見つかりました。
公開講座に参加することで、庄原の魅力を再発見しています。子どもたちにも庄原のことや自然のことをたくさん知ってもらいたいと思っています。