東城町にUターンし、放課後児童クラブに勤務する新見さんに話を聞きました。
▼新見 直敬(にいみ なおたか)さん
放課後児童クラブの支援員として働く
私は東城町で生まれて、高校は庄原格致高校に通い、その後、京都の大学に進学しました。卒業後もそのまま京都に残ろうと思っていたのですが、京都で仕事が見つからなかったことと、親に「こっちに戻ってきたら?」と言われたこともあり、14年前に東城町に戻ってきました。
東城町に帰って、いろいろな仕事をしましたが、約5年前に「放課後児童クラブの支援員をしてみないか」と声を掛けてもらいました。以前、放課後児童クラブを運営している社会福祉法人の作業所で働いていたことがあったため、それで声が掛かったのだと思います。
私は、たくさんの子どもたちと接したことが無かったので、最初は少し戸惑ったのですが、子どもたちは順応性がとても高く、素直に私のことも受け入れてくれました。
事業所もたくさん研修にいかせてくれ、また先輩たちの指導もあり、ここまで5年間勤めることができています。子どもたちと日々接していると、みんな少しずつ変化し、成長を実感する瞬間がたくさんあります。それがとても嬉しくもあり、楽しみでもあります。
これからのこと
東城町は病院や商業施設などが中心部に集まっているので、私は不便を感じていません。
晴れた日は自転車で通勤するのが日課です。これはグラウンドで走り回る子どもたちに付いていく体力の維持と、自分の健康を維持するためにやっています。将来のことはまだ分かりませんが、今は放課後児童クラブで子どもたちと接する仕事が自分にとても合っているので、このまま続けたいと思っています。