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移住・定住に取り組む組織「西城みらいラボ」を立ち上げた伊藤さん

西城町にUターンし、移住・定住に取り組む伊藤さんに話を聞きました。


▼伊藤 裕樹(いとう ひろき)さん
伊藤裕樹さん.jpg


西城町に戻るまで

 西城町で生まれ育った私は、高校卒業後に京都の大学に進学し、庄原市を離れました。実家は西城町で砕石製造販売会社を経営しています。「いつかは帰ろうと思うけれど今ではない」と考え、大学卒業後はしばらく京都に残っていました。1度は西城にも戻りましたが、すぐ広島市の広告会社に勤め、その後は書店にアルバイトとして入り、正社員を経て店長として勤務するようになりました。いずれ実家の会社に入るとしても、何の経験もないままでは帰れないと思っていたので、店長として経営を学ぶことができたのは、とても良い経験になったと思います。
 書店には10年間勤務しましたが、6年前、同じく庄原市出身の妻と結婚したことを機に西城に戻ってきました。

子どもたちの未来のために
 子どもが生まれ保育所に入ったとき、同級生が4人しかいないことにがくぜんとしました。昔と比べて人が少なくなったな、とは思っていましたが、自分が子どもの頃は同級生が40人いたので、こんなに減っていたことにショックを受けました。この現状を何とかしたいと思い、2年前、自治振興区や庄原青年会議所の有志で西城町に移住・定住を促すための組織「西城みらいラボ」を立ち上げました。
 走り始めたばかりの組織で、まだ手探り状態ですが、最近ではユーチューバーに庄原でお試し移住体験をしてもらい、その様子を動画で投稿してもらうことで、庄原の魅力を発信しました。
 これから、西城町の移住・定住に対する意識をもっともっと高めたいと考えています。子どもたちが大人になった時に、安心して暮らせる地域であってほしいと願い、これからも活動を続けていきたいです。

※「用語解説」のご連絡については、ウェブリオまでお問い合わせください。

自治定住課
お問い合わせ
自治定住係:住民自治の推進、コミュニティ振興、地縁団体、自治振興区、集会所整備、空き家バンク、転入定住施策など
電話:0824-73-1209