▼原田樹雄(はらだみきお)さん

比和自然科学博物館
小学校の教員をしていたころに、地域の自然を教材化することについて研究していました。その中で、博物館を利用し研究を行っていたところ、「インストラクターになってくれないか」と依頼があり、受けたのが始まりです。
比和自然科学博物館の魅力の一つに、「市民の市民による市民のための博物館」だということがあります。専任の学芸員や職員がいない中で、兼業で研究を行い、充実した標本を作成したり、企画展を行ったりしています。まさに、市民が作っている博物館です。
やりがいとつながり
来館者への案内では、解説があるととても分かりやすいと好評で、公開講座や観察会には、多くの人が参加してくれるため、やりがいを感じています。
研究をする上で、他の研究者と共同で行うことや、住民から情報をいただくこともあり、つながりがすごく大切だと感じています。
これらを次の世代につなげていくことが現在の課題です。研究活動をしている人や今日がある人は、ぜひ比和自然科学博物館へお越しください。

