広島市から西城町へ移住し、飲食店をオープンした柳生さん。飲食店をオープンするきっかけになった出会いや、西城町の暮らしについて、話を聞きました。
▼柳生誠(やぎゅうまこと)さん
祖父母の家
広島市で医療関係の仕事をしていた頃から、独立して飲食業をやりたいという夢がありました。西城町に祖父母が暮らしていた家があり、空き家になっていたので、農業や狩猟を学び、それらを利用して飲食店を開こうと思い移住しました。
西城町に住み始めてから「まずは仕事をしなければ」と考え、当時西城町にあった「かじや」という居酒屋に伺いました。その際、西城町に来た経緯などを話すと、店主から「ここでお店をしないか」と思いまもしなかった話をいただきました。1年後の2017年、「かじや」からお店を引き続き、飲食店を開業しました。
庄原市は、雪が多く大変なときもありますが、新鮮な食材が豊富で、お店をやっていてとても楽しいです。
優しさと感謝
当時「かじや」は、残り1か月で閉店する予定でした。しかし、店主は私のために閉店を1年延期し、飲食店を経営するためのノウハウを教えてくれました。店主にはとても感謝しています。
飲食店をやっているおかげで、地域の人ともつながりができ、常連のお客さんもたくさんできました。西城の皆さんは、本当に親切で優しく、いろんな面で支えてくれています。私も皆さんに喜んでもらえるよう、料理屋お酒などが飽きられないよう、日々努力していきます。