文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

色を変える

白色

黒色

青色

ページ自動読み上げ

ページ自動読み上げボタン

本村町で飲食店を営む蔵原さん

本村町に家族で移住し、鉄板食堂をオ‐プンした蔵原さんに、移住のきっかけなどをお聞きしました。


▼蔵原祐次(くらはらゆうじ)さん(右)・香織(かおり)さん
蔵原祐次さん香織さん.jpg


物件に一目ぼれ

私(祐次さん)は、広島市内の飲食関連会社に勤めていましたが、寝たきりの娘を夫婦でケアするため、県内で自営業ができる古民家を探していました。
娘が特別支援学校に通える範囲で物件を探していたところ、庄原市の空き家バンクに載っていた物件を見つけました。運命的なものを感じ、見学を経て令和3年12月に庄原市へ移住しました。
業者の人と協力して古民家を改装し、店舗部分は入り口もお手洗いも車いすで利用できるように工夫しました。
そして、令和4年4月4日に「岩月鉄板食堂 淑yoshi(いわつきてっぱんしょくどう よし)」をオープンしました。「淑」という店名と開店日は、娘の名前にちなんでいます。
開店日からたくさんのお客さんに来ていただき、地域の人たちが「本村にお好み焼き屋さんができた!」と喜んでくれて本当にうれしかったです。
私は、高野町生まれで庄原格致高校出身なのですが、同級生や先輩もお店に来てくれて感謝しています。

田舎暮らしを満喫
庄原市に住んでから、娘の状態も落ち着いています。また、転校した息子も、思った以上に早く新しい環境に馴染むことができ、児童会長に立候補するなど、のびのびと過ごしています。以前は、夕食を家族で取ることがほとんどありませんでしたが、今はみんなで食べられるようになり、その時間がとても心地よいです。
近所の人たちからは、野菜やおかずのをいただいたり、私からもお返しをしたり、田舎ならではの「お裾分け文化」を楽しんでいます。
また、自宅の蔵を改装して、いつか民泊を受け入れたいと思っています。
私のように、移住してお店を始めたい人がいたら、私の経験を何でも話して庄原市の古民家再生に貢献したいです。

※「用語解説」のご連絡については、ウェブリオまでお問い合わせください。

自治定住課
お問い合わせ
自治定住係:住民自治の推進、コミュニティ振興、地縁団体、自治振興区、集会所整備、空き家バンク、転入定住施策など
電話:0824-73-1209