令和3年6月、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)より、芸備線のうち本市と岡山県新見市内の区間を対象として「芸備線沿線の地域公共交通計画に関する申し入れ」が2市と広島県、岡山県に対して提出され、令和3年8月から5者による利用促進に関する協議が開始されました。
本市が利用促進を進めるにあたっては、市民の芸備線を含めた公共交通利用の意識啓発や、市民にとって適切なダイヤ編成等のサービス水準の具体的な検討が課題となっており、これら課題に対する具体的な取り組みの方策や、より利便性の高いダイヤ編成等の検討を行い、更なる利用促進に向けた対策を講じることを目的として、「令和3年度 JR芸備線利便性向上等に向けた調査事業」を実施しました。
この事業は、鉄道事業の経営に対するノウハウ、地方ローカル線の利用促進等について豊富な経験を有している事業者として、一般財団法人地域公共交通総合研究所(両備グループ)に委託し、実施しました。
本事業の成果により、ダイヤ改善や利用促進に向けたJR西日本との協議や、公共交通の利用促進と地域づくりの連動等に取り組んでいます。
令和3年度JR芸備線利便性等向上調査報告書.pdf