庄原市は、広島県の北東部、中国地方のほぼ中央に位置し、東は岡山県、北は島根県・鳥取県に隣接する"県境のまち"です。中国山地の山々に囲まれた河川沿いに広がる盆地や流域の平坦地に、複数の市街地と大小の集落を形成しています。
東西約53km、南北約42kmのおおむね四角形で、面積は1,246.49km2。広島県の約14%を占め、全国自治体の中で13番目、近畿以西では最大の広さ(平成28年4月1日現在)となっています。
広島県における庄原市の位置
広島県14市9町(平成28年4月1日現在)
庄原市の経度・緯度
方位等 | 経緯度 | |
東端 | 東経133°19′53″ | 北緯34°51′21″ |
西端 | 東経132°45′48″ | 北緯34°59′34″ |
南端 | 東経133° 6′38″ | 北緯34°44′ 5″ |
北端 | 東経132°53′18″ | 北緯35° 6′20″ |
市役所 | 東経133° 1′ 0″ | 北緯34°51′28″ |
資料:国土地理院世界測地系
庄原市の自然環境
庄原市の地形は、標高150~200mの盆地をはじめ、全般的に緩やかな起伏の台地を形成していますが、北部の県境周辺部は、県内有数を誇る1,200m級の高峰と森林に囲まれ、この地の沢を源流域とした河川が「江の川水系」と「高梁川水系」に分岐し、日本海、瀬戸内海に注いでいます。 水と緑に恵まれ、四季の変化に富んだ豊かな自然環境を土台として、中山間地域ならではの心なごむ里山景観を有しています。
※ 里山(さとやま)とは、人里近くにある、生活に結びついた山のこと。
庄原市は、広大な区域面積や中国山地に囲まれた状況から、北部と南部では気象条件が異なり、特に気温、降水量、積雪量の多寡などにおいて違いがあります。
年平均気温・年間降水量の推移(庄原と高野)、単位:°C,mm
資料:広島地方気象台、広島気象年報