豚熱の発生及びまん延防止
平成30年9月9日、岐阜県の養豚場において、26年ぶりとなる豚熱の発生が確認されました。
広島県内の養豚場では、豚熱は確認されていませんが、令和4年3月21日、県内では初めて野生イノシシでの感染が確認されました。
この度、庄原市においても、令和6年7月19日に捕獲された野生イノシシについて、豚熱ウイルスの遺伝子検査を実施したところ、7月26日に感染が確認されました。(県内48例目)
豚熱は豚やイノシシの病気であり、人に感染することはありません。
また、有害鳥獣処理施設への搬入について、取り扱いの変更はありません。
しかしながら、豚熱が発生した場合、家畜業界への影響が甚大となることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
本件の詳細につきましては、下記の広島県ホームページをご覧ください。
消費者の皆様へ
食品安全委員会の見解によれば、豚熱にかかった豚やイノシシの肉を食べても人体に影響はありません。
山に立ち入る皆様へ
広島県を含む本州の広い範囲で、野生のイノシシの豚熱の感染が確認されています。
感染した野生イノシシの糞等により、登山道が豚熱ウイルスに汚染され、靴底に付着した泥を介してウイルスが拡散するおそれがあります。
登山者や狩猟者の皆様におかれましては、平時から靴底の土を落とすなどしていただき、豚熱のまん延防止にご協力いただきますようお願いします。
広島県ホームページ(豚熱関連)(外部リンク)