リフレッシュハウス東城木質ペレットボイラーが再稼働しました

木質チップボイラーのペレット仕様改修工事が完成

健康増進施設「リフレッシュハウス東城」の木質チップボイラーは、平成26年3月に庄原市が取得し、市内産の「木質ペレット」が使えるよう改修工事を行っていました。
工事は、昨年8月に着工、2月に完成しました。
今回の改修工事は燃料供給装置、ペレットサイロの設置などを行ったもので、ボイラー本体はそのまま用いることができ、工事費は約463万円でした。

改修を終えたボイラー施設写真

改修を終えたボイラー施設(手前)

ペレットサイロ(上部)写真

ペレットサイロ（上部）

燃料供給装置写真

燃料供給装置

ペレットサイロ（下部）

ボイラー本体写真

ボイラー本体

【表１　改修工事の概要】

事業名	リフレッシュハウス東城チップボイラペレット仕様改修工事
工期	平成26年8月29日から平成26年12月19日まで
工事費	4,624,560円
完成日	平成26年12月16日

木質ペレットボイラーが再稼働

平成27年1月13日（火）、「リフレッシュハウス東城」で木質ペレットボイラーの再稼働が始まり、温められたお湯は温泉施設及び温水プールに使われています。
燃料となる「木質ペレット」は、庄原市森のペレット工場で製造され、市内で集められた木質原料が使われることから、エネルギーの地産地消につながります。
この施設での木質ペレットの使用量は年間300トンと試算され、年間約18万リットル分の灯油使用量の削減が見込まれます。これによるCO2排出量の削減効果は年間412トンとなり、一般家庭約80世帯分の年間排出量の削減に相当します。
庄原市では、豊富な森林資源を活用した木質バイオマスの熱利用が積極的に進められており、市内各地域の14施設へ木質ペレットボイラーが導入されています。

リフレッシュハウス東城の浴場内写真

自然エネルギーを活用した温泉施設（リフレッシュハウス東城）

【表２　庄原市内の木質ペレットボイラー導入施設】

	稼動年度	地域	導入主体	施設名称	用途
1	H20	庄原	庄原市	市庁舎	冷暖房
2	H22	口和	庄原市	鮎の里公園「高瀬の湯」	給湯
3	H22	西城	庄原市	ひば道後山高原荘　宿泊施設	暖房
4	H22	高野	庄原市	たかの温泉「神之瀬の湯」	給湯
5	H22	口和	庄原市	口和みどり園保育所	給湯
6	H23	西城	庄原市	ひば道後山高原荘「すずらんの湯」	給湯
7	H24	庄原	庄原市教委	庄原中学校	床暖房
8	H24	庄原	日本赤十字社	庄原赤十字病院	給湯
9	H25	高野	庄原市	観光交流ターミナル「道の駅たかの」	給湯
10	H25	庄原	庄原市	庄原保育所	給湯
11	H25	東城	庄原市	東城自治振興センター	冷暖房（一部）
12	H25	高野	庄原市	高野保育所	給湯、冷暖房
13	H26	東城	庄原市教委	東城小学校	床暖房
14	H26	東城	庄原市	リフレッシュハウス東城	給湯
15	H27	庄原	庄原市教委	庄原小学校	床暖房