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無形文化財

○無形文化財とは、演劇や音楽、工芸技術などの無形の文化的所産で、歴史上または芸術上の価値が高いものをいいます。無形文化財は人間の「わざ」そのものであり、具体的にはそのわざを体現・体得した個人または個人の集団によって表現されます。無形文化財のうち重要なものを文化財指定するとともに、そのわざを高度に体現・体得しているものを保持者(保持団体)に認定し、伝統的なわざの保護と継承を図っています。(参考:文化庁『我が国の文化政策(平成28年度)』)

工芸技術

日本刀製作技術(保持者)

久保氏
久保氏製作の太刀
※久保善博氏提供【無断複製禁止】
読み方 にほんとうせいさくぎじゅつ
指定 県指定
種別 無形文化財
区分 工芸技術
認定年月日 平成28年10月27日
所在地 庄原市西城町
保持者の概要 久保 善博(刀匠銘 善博)
○大学院修了後、吉原義人刀匠(新作名刀展無鑑査刀匠、東京都無形文化財保持者)に入門、師事。平成6年に独立し、平成13年に西城町へ「善博日本刀鍛錬道場」を開設し、現在に至る。
○久保氏の作風は、備前伝一文字風の華やかな作風を始め、山城風の直刃(すぐは)など多岐にわたる。近年では、鎌倉時代の備前伝の古刀などに見られる「映り」という焼き入れにより刀身の地肌に現れる現象について、科学的根拠に基づき意識的に再現する技術が高い評価を得ている。
○氏の作品は、新作刀剣の展示会として最も伝統のある『新作名刀展』(公益財団法人日本美術刀剣保存協会主催)において、平成6年に初出品で優秀賞・新人賞を受賞する快挙を遂げ、平成19年と平成27年の二度にわたり最高賞を受賞するなど、全国的に高く評価されている。
○また、同氏は展示会や講演活動、公開鍛錬等を通じて現代刀の普及に努めるとともに、日本刀製作に係る実技指導講師を歴任するなど、後進の指導・育成に尽力している。
解説
○刀を造る技術は、千数百年前に「直刀」と称されるまっすぐな形の刀剣の製作技術として大陸から伝来したとされる。
○平安時代には反りのある湾刀となり、その後日本独自の発展を遂げ、世界に類を見ない鍛錬技術が現代まで伝えられている。日本刀は、姿の美しさや地鉄の鍛え肌、刃文の多様さなどから、古くから武器としての用途以外にも、信仰・儀礼のほか、鑑賞の対象として利用されてきた。比類なき切れ味と美しさを兼ね備えた日本刀は、鉄の芸術品として高く評価されている。
○広島県では鎌倉時代後期以来700年以上にわたり、中国山地のたたら製鉄を背景として、日本刀の製作技術が連綿と継承されている。

※「用語解説」のご連絡については、ウェブリオまでお問い合わせください。

生涯学習課
お問い合わせ
生涯学習係:社会教育の振興、施設の整備・維持管理、人権教育、スポーツの振興など
電話:0824-73-1188
文化振興係:文化振興、文化財・埋蔵文化財、博物館・資料館など
電話:0824-73-1189