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帝釈峡遺跡群60周年企画記念講演会の開催について

開催期間 2021年03月06日~2021年03月06日
開催場所

時悠館では帝釈峡遺跡群が令和3年以降、発見・調査から60年を迎えるという節目を記念して、帝釈峡遺跡群60周年プレ企画展「中国山地の先史遺跡」を開催しています。この企画展にあわせて記念講演会を開催いたします。
日時:令和3年3月6日(土)13:30~15:00
○開催方法:Zoomを使用しての、オンライン講演会
○演題:「中国山地の先史狩猟採集民」
○講師:広島大学総合博物館名誉教授藤野次史さん

○講師からのメッセージ
中国山地は千m級の山々が東西に連なり、中国地方を地形的に南北に大きく2分しています。北側の日本海沿岸地域と南側の瀬戸内海沿岸地域は、緯度的は近接しながら、両者の間に中国山地が存在することによって、気候はかなり異なっています。そのことは、動植物相に大きな影響を与えており、氷河期にあった後期旧石器時代には顕著な相形で表れました。一方、中国山地そのものに目を向けると、脊梁部の南側には高原地帯が広がり、日本海沿岸地域、瀬戸内沿岸地域とは異なる地形単位や動植物相を形成しており、中国山地地域として区分することができます。こうした中国地方の自然環境は、歴史や風土に大きな影響を及ぼしました。ここでは、中国山地地域を対象として、現在の地域性の基層をなす旧石器・縄文時代(先史時代)の様相を概観し、どのように地域性が形成されてきたのかを考えてみたいと思います。
※申込は、2月28日(日)まで時悠館友の会事務局(メールjtomonokai@gmail.com)でお受けします。(定員100名)
なお、申込には住所、氏名、電話番号およびZoom連絡用メールが必要です。

メールはこちらから
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※「用語解説」のご連絡については、ウェブリオまでお問い合わせください。